「ぁ……えっと……家康くん…?」
一瞬の出来事に放心状態になりながらも家康に声をかけた乃亜
「なんだよ。」
ビクッ
「こ…これ……。」
私は家康くんのメガネを拾い、ビクビクしながら渡した。
「ん…ありがとな。」
家康は乃亜からメガネを受け取り、ソッとメガネをかけ直した。
するとーー
「すみません皆さん、お見苦しいものをお見せしてしまって……。」
「もとに戻った。」
「そういえば信長くん……って、あれ、どこ?」
さっきまで乃亜の隣にいた信長が姿を消した。
「あぁ…信長ならここかと…。」
家康が向かった先は押し入れだった。
「ま、まさかさすがにここには…。」
ーーガラ
「ヒィッ!?」
いたぁーーーーー!!
