それから4人で信長くんの屋敷に入り今は広い座敷でまったりとお茶を飲んでいる。

「はぁ~美味しい……って、違うでしょ!」

「娘、落ち着け。せっかくのまったりとした時間が台無しだ。」

「あ…すみません。」

何で謝ってるんだろう私…。

「はぁ……」

私は力の抜けるようなため息をした。

スッ…

「え?」

「奥州名物の菓子だ、やる。」