「そうなのか、嬢ちゃん?」
武田が乃亜に視線を移した。
「あ、はい。せっかくのお誘いなのにごめんなさい。」
「気にすんな!でも次会った時は受けてくれよ?」
「はい!」
武田さんっていい人だな。明るいし兄貴肌なところがあってちょっと頼りになる人かも。
「それでは乃亜、僕たちは少し話があるので真田殿と外に出て散策でもしていてくれますか?」
「あ、はい。」
家康くんたち何の話をするのかな?
「それじゃあ北大路さん、行きましょうか。」
「はい。」
真田さんってどことかゆったりした感じの人だな~。
そして私は真田さんに連れられて城下町を見て回る事になった。
