「いえ、僕が連れてきたのではないのですよ。」
「え、それじゃあ信長様がお連れに?」
「はい♪」
素晴らしいと言えるくらいの微笑みで答えた信長。
「それで信長様よ、どこから連れてきたんですかい?」
武田が信長に聞いた。
「それはですね…」
ゴクッ…
私は唾を呑み込む様にして耳を傾けた。
「内緒です♪」
ガタッ
皆が一斉に倒れた。
「ゴホンッ…信長、冗談が過ぎますよ。ちゃんと仰ってください。でないと……」
ギロッ
ヒッ!?
「お仕置きが待ってますよ♪」
「は…はいぃ……」
信長くんが震えてる!?
家康くん何したんだろう?それにお仕置きって……?
