「いや、そんなこと言われましても…」 「そんなじゃねぇ!俺の中じゃ甲斐の国では一番の美人だぜあんた、なのに…この俺が知らないだと!」 「家康殿、乃亜さんはどこからお連れになったのですか?」 真田は家康に訪ねた。 そういえば私も、目が覚めたらあの部屋で寝ていたからその前はどうなっていたんだろう? 乃亜も気になりだして家康に耳を傾けた。