―Addict― それは中毒 「イイ女が居るなってずっと見てた。 気付いてたくせに」 「ナンパならお断り。他を当たってちょうだい」 嘘 本当はあなたの左右で違う宝石のような瞳に、見つめられることに気持ちを高鳴らせていた。 まるで中毒のように 逸らせない、 強くて、まっすぐな―――美しい視線。 短い夏の夜に、鮮やかに咲き誇る月下美人のように ほんのひととき 恋をした。 かりそめの―――恋だった。 そして 本当の愛に気づいた。 ありがとう 啓人―――― そして さようなら。 ~END~