瀬野は小さく笑みを溢しながら、違うって、と言うとゆっくりと歩き始めた。 同時に、予鈴が鳴る。 上野は慌ててコーヒーを飲み干し、瀬野に続いた。 手にはいつものように、空になったコロッケパンの袋が2つとコーヒーの空き缶。 その頃教室では、数人の生徒たちが嫌らしい笑みを浮かべながら何やら相談し合っていた。