瞬間、強い風が2人の間をすり抜けた。 瀬野の長い髪をふわりと浮かせ、幼さの残るその横顔がはっきりと映し出された。 頭に浮かんだその言葉に、上野は自信を持って大きく口を開いた。 「決意表明。」 上野が浮かべた満面の笑みは夕日に照らされ、キラキラと輝いていた。 「俺は戦うことを決めたんだ。 お前と一緒に、2人で。」