そんなことを聞く暇もなく、蒼空くんにキスされてしまった。

…長くて、でも好きって気持ちが溢れて。



最後に、蒼空くんがあたしの耳元で言ったんだ。

『萌絵からのキス、また楽しみにしてる』って…。

たぶん、もうこんな恥ずかしいことはもうしないっ!

そう思った、蒼空くんの誕生日だった。