先生が何も言わなくなったことをいいことに、蒼空くんは自分の席に戻ってしまった。


「あの、先生…?」

「……」

「あたし、明日には終わらせて持ってくるので1日だけ時間ください」

「……」


先生、落ち込みすぎだって。