もうこのまま、どうなっても…。

そう思い始めたときだった。



「蒼空…?」

「…空気読めねぇの?」


蒼空くんを呼ぶ声がしたから、ソファから起き上がってみたら…。


「あ、蒼空くんのお母さん!」

「どうも♪」


相変わらず明るくてキレイな蒼空くんのお母さんと、お母さんと手を繋いでいる蒼空くん似のイケメンさんがいたのです…。