「…いい?」

「ん?蒼空くん、何か言った?」


今、蒼空くん何か言ったような…?

あたし、少し思い出に浸ってたから聞こえなかった…。


「そんなに夕焼けに夢中だったんだ。少しは俺のことも見ろよ…」

「えっ」