朝起きたら、ナオは居なくなっていた 多分初めから泊まる気は無かったんだろう 俺が眠ってから家に帰ったんだ‥‥ その日から、俺が寂しくなれば ナオが会いに来てくれた 傷付く女の子を減らす為だとか言ってる 仕事も大きな仕事を貰えたり 充実した忙しい毎日 「透さん、お茶いれたよ」 ナオは会社にちょこちょこ顔を出す 必ず従業員に差し入れを持ってくるから 今じゃ人気者 ―ガララッ 「こんにちは~!」 「おぅ!」