「好きだよ」 なんで‥‥ 「ん‥」 結局最後まで 唇と唇が触れることは無かった 言葉では好きだと言われても 私は騙されないよ セフレだって一線引かれたみたいで 何だか寂しいや‥‥ 「愛美、おやすみ」 「おやすみ」 ダブルサイズのベッドは二人でも広すぎる もっと、くっつきたいのに いっその事一つになったまま眠りたい このベッドには今まで 何人の女の人が寝たのだろう‥ 何人の人が透の寝顔を見届けたの?