俺だって浮かれてぇ。


はぁあ。


でも、この状況のままだったら、俺と優里って一生いや~な幼馴染のまんまだよな。


「寝よ、祐介!明日も早く真帆に会いたいから俺は寝る!おやすみ!」


そう言って、龍は布団の中に入った。


気まぐれな奴。


俺も布団に入った。


と途端、眠気が襲ってきた。


……俺、今日優里を引っ張りながら山登りしたから……相当疲れてんな。


そう思いながら俺も眠りについた。