休み時間が終わろうとした時、優里と真帆が教室に戻ってきた。 「ありがと!ついてきてくれて」 ……兄ちゃんの所にでも行ってたんだろ。 何で兄ちゃんなんだ? 兄ちゃんは、すごくて、俺の憧れの人だけど…。 俺は今の兄ちゃんが嫌い。 あんなの、昔の兄ちゃんじゃねえし。 いつの間にか、先生の話は始まっていた。 昨日話さなかった分、めいっぱい話すらしい。 「えー、ということで、俺の話は以上。長かっただろ?」 はあ~~~、という声が色んなところから漏れてる。 俺全然聞いてなかったわ。