今一番一緒にいたい人…

壮行会に連れて行きたい人…


拓は自分に問い正した

答えは決まっていた



拓にはやはり真琴しかいなかった



真琴と出会って恋して別れるまで

いろんな事があった



電車の中での出会い

真琴への告白


失恋、そして再燃…

共にした夜、愛の確信

そして破局…


夕貴との出会い

黎子への想い…



しかし今拓の心にはただ一人だけ


今でも真琴の事を考えると

胸が熱くなる


抱きしめたい衝動にかられる…



もう拓は迷わなかった


“答えは神のみぞ知る”

決して後悔はしたくない



拓は理香に真琴のアドレスを聞き

メールを送った


10ヶ月ぶりだった


『拓です、久しぶり"^_^"

明日壮太先輩の壮行会があるんやけど

よかったら参加してほしい…』


メールを送っただけなのに

胸の鼓動が鳴りやまない


すぐに返事がきた


まだ開封もしていないのに

胸の高鳴りがいっそう激しくなる



『お久しぶり(*^_^*)

誘ってもらって嬉しいよ!

喜んで参加させてもらいます~(^^♪』



この喜びの中拓は確信した



俺が大切なものは野球


そしてもう一つの大切にしたいもの…




それはやっぱり“真琴”だった