「真琴~俺が支える言うたのに

長い事ほっといてごめんなぁ・・・」


「何言うてんよ!お疲れさん(^。^)

ホンマに凄いやん~絶対

選抜、選ばれるよ!」


「反対に俺が励まされてるし・・・」


人気も凄いし実力もある

こんな将来の期待の星を今自分が

独り占めしている事が不思議だった


しかも拓の気持ちを知りながら

待たせている・・・


こんな贅沢な自分にバチが当りそうだ


「拓・・・ごめんな!

人気者やしなんぼでも

可愛い彼女できるのになぁ」


「またそんなん言う~

ほんま怒るで!

俺が真琴を好きなんやからいいの!

建前男女交際禁止やしな(^_-)-☆

ってかやっぱ迷惑?」


「そんな事ないよ!嬉しいけど

拓は自由って事だけ

忘れんとってな~」


「はいはい・・・

今度オフの日映画でも行くけ?」


嬉しかったがやめておこうと思った

これ以上好きになるのが怖かった


いつか離れて行くであろう拓の事を

私は諦める事が出来るのか・・・