真琴の特訓のおかげで薫は欠点を取る事なく

無事期末テストを終えた


夏休みにはサッカーの大きな大会が控えている

チームメイトも練習に熱がはいる


やっぱり薫には勉強よりも

サッカーしている姿がよく似合う


薫の周りすべてが輝いて見えた

いや・・・薫の存在が周りの

すべてを輝かせていた


そしてそのキラキラ光る瞳でこう言った



「俺~真剣サッカー頑張るわ!

これでメシ食えるまで頑張るから・・・

そん時は・・・俺の嫁さんなってな!!!」



この時の薫の姿は

今も目に焼きついて離れない


私にとって薫は太陽そのものだった



私達はグラウンドの上の式場で

空のペットボトルをマイクにして

 

永遠の愛を誓ったんだ・・・