ふたりで乗り越えて行こうって決めた時に、 そう。 玲央、あなたがお腹の中にいることがわかったの。 順風満帆じゃなかった。 命を失うかもしれない危機は幾度かあった。 それを全部乗り越えて、奏さんとわたし、そして。 玲央、あなたがいるの。 「玲央、おまえはおまえの信じる道を進めばいい」 奏さんが抱き上げる玲央はこれから自分の道は自分で切り開いていく。 それまでは―――