「りおさん、お腹の子に障ります」 ビク ―――お腹の赤ちゃん? 「しっかりしてください」 肩越しに見た榊さんの瞳があまりにも悲痛で。 この世にいない。 いない。 ―――もういない 奏さんがいない――――