若恋【完】




「ありがとう、ございます」

やっとのことでそれだけ言って考える。


「先生…もうひとつ聞いてもいいですか?
わたしが妊娠してるって確率はどのくらいなんでしょうか?」


尋ねると先生は頬に手を当てて唸った。

「んー、そうね…80%ってところかしら」



「―――80%…」


くちびるを噛む。


「妊娠してるかは尿検査をしてみればその場でわかるわ。なんなら今ここでしてみる?」

「………」


わたしは考えた末に首を横に振った。

産婦人科に診てもらわないのに尿検査で妊娠を知りたくなかった。

きちんと調べてもらってはっきりとしたことが知りたい…

くちびるを噛んでスカートを握りしめたわたしに先生は優しく話しかける。