周りの友達はどんどん結婚、
職場の同僚のオンナ達は『オンナ』としての幸せを掴み。
お節介なもう歳なのにまだまだ若々しい(悔しいけれど)自分と正反対で(悲しいけど)とても美しい『オンナ』の道を歩んでいる母からもお見合いの便り。




家に帰ると無償にビールとさきイカが食べたくなるのは私だけなのか。




はじめて貰ったお給料で奮発したふっかふかのお気に入りのソファにぼふっと腰掛け、
ソファの隣に置かれた小さなテーブルに缶ビールとさきイカ。




気がつけばソファに胡坐をかき。
目の前のテレビに映るお笑い芸人をひとつの摘まみにし。
お洒落な筈のテーブルはただの肘掛に化し。
右手にはビール。
左手にはさきイカ。
ぐびぐびっと勢いよく飲んで、




「・・・っぷはぁぁっっ」




ゲラゲラ笑いつつ、
ビールを煽って煽って煽って・・・・





ビールが空になり、同時にさきイカが絶滅したとき(多分私はさきイカとビールがリアルに絶滅したら飢えて飢えて死んでしまうだろう)ふと、こう思ったりするのだ。




(・・・・・あ、やべ、乙女度低すぎるんですけど)



(今度の週末、エステ行かなきゃヤバイな、コレ。いや、ネイルもだいぶおっさん化してるしネイルサロンも行かなきゃ。あぁ、その前に美容院も行って・・・・・最近張りがない気がするんですけど、肌も、髪も、なんか衰えた?アタシ。いやいやそんなん言ったらまじで衰えるよ。・・・・あぁーやべ。やばいやばい。乙女度充電しなきゃだよ、あぁ・・・・)