恋立方程式



かっこいいっ!ルリ様っっ!!!!





「ルリぃ...」



私がルリに抱き付こうとしたその時、



廊下から、女子の甲高い、悲鳴の様なモノが聞こえた。


『キャーっ!!!!!』



「何かあったのかな?」



ルリがきょとんとする。


「行ってみる?ってか、行ってみたい。」



私がいうと、ルリが黙って頷いた。





バタバタ倒れる音が聞こえた。


全身に寒気が走る。