今のルリからは想像つかないけど、 私は、ルリの過去がどうであろうと友達でいれる自信はある!! 「不安な顔しないでよ。アタシまで不安になっちゃうじゃないの。」 ルリがアタシの目を見て言ってきた。 真っ直ぐな剣のような錯覚をしてしまう目は私を映していて、 ルリの目には、私しか映ってなかった。 でもね。 無愛想で味気のないセリフでも、どこか暖かみに溢れてて。 「...ぅっっ..。」 涙がこぼれ落ちてきた。