タイトル未定。

どうやら妄想をするのはワタシの癖らしい。


それだけならまだしも、それを無意識に口にしているらしく周りには迷惑な話である。


涙目になっている兄貴を尻目に道の向こうを見ると、どうやら着いたらしい。







「「……。」」






「あ、兄貴…。マジでここ?」



慌てて学校の記してある地図を確認する兄貴。



「ま、間違いない…」





ワタシ達は門の前に立ち尽くした…




あっ開いた口が塞がらないとはこの事だ。