☆最強コンビ☆

















・・・・・・はっ?!!



声の主をたどってみるとそこには唯が立っていた


「唯ちゃん?なんでそんなこと思ったの?」

優しく聞いてみたら

「お兄ちゃん顔真っ赤だったから!それにいうでしょ?好きな子には嫌がらせをしちゃうって!」






そうなのか?


いや、俺は鮎川をからかうのが面白いだけ


好きなわけじゃない


「唯ちゃん?俺は鮎川のこと好きなわけじゃないよ?」


「そうなの?つまんないのー!」


つまんなくねーよ・・・


小学生がなにいってんだよ・・・


「相川ー!体温計あった!」

こいつは馬鹿か?


本気で熱だとおもっていたらしい


「熱じゃねーし」


「えぇー?!!」


「あともう帰るわ。ごちそーさん」

「帰るの?!!じゃー送るよ!」

「女に送ってもらわないといけないほどか弱くはねーよ。園長さんにお邪魔しましたって言っといて」


そう鮎川に伝え施設を出た


その帰り道ではなぜか鮎川のことばかり考えていた