☆最強コンビ☆

みんなのリクエストのカレーを作っていると相川がきた


「どうした?」

「いや、なんかいーなぁと思ってさ」

「なにが?」

「ここの施設」

「なんで?」

「楽しそう。家よりも全然楽しそう」

「そうなの?」

「うん、俺家嫌いだから」

「そっか・・・。ならいつでもきていーよ!」

「それは園長が決めることだろ?笑っ」

「ううん。決めるのは本人だよ?おじいちゃんはここに住みたいって人は誰でもいれてあげるんだよ?あたしだってきちんとした契約みたいなのはしてないよ?おじいちゃんが拾ってくれたからここに住んでるの。だから相川も住みたかったらおじいちゃんに言えば住めるんだよ?」


「そっか・・・。」

これ以上は聞けなかった。

というより聞かないほうがいいように思えた

「なんで聞かねーの?」

「えっ?」

「だからなんで細かく聞こうとしないわけ?」

「だって言いたくないでしょ?それを無理矢理聞くのはやだもん。言いたくなったら言えばいいし、そんときは細かく聞いたるよ?だからそれまでは待ってる!」

「・・・なんだよぉ。お前が聞いてきたら俺も聞こうと思ったのによー」

「あたしのことは相川が言えるようになるまであたためておく!笑っ」

「なんだよ、それ。まぁー、なんかよかったわ。サンキューな。」

「おう!」

珍しく相川が素直

こういうときはいいのになぁ


「お前ってさ案外料理できるんだな」