先輩と見た空


私も空を見上げてみる




「わぁ。おいしそう」




「えっ…おいしそう?」



「あっ!いえ…あの…雲がわたあめに見えちゃって」




すると先輩はお腹を抱えて笑いだした



「楓ちゃんおもしろすぎ」




「なんかすいません」




「いやいや。いいんだよ」




先輩はそう言うと立ち上がった




「確かにわたあめに見えなくもないな」