無口でクールな転校生。

「いるわけねーだろ。」



ていうか、いるかいないかは、幼なじみのお前が一番よく知ってるだろーがよ。




なんて言い訳しようか考えていたとき、部屋の奥から夏希の声がした。



「あたしは卓斗の彼女です」








「「………え?」」