次の日学校へ行くと、昨日一緒に合コンへ行ったダチが、俺のところに駆け寄ってきた。




「なぁ、お前さー最近、夏希ちゃんと上手くいってんの?」



う…



痛いところをつかれてしまった。




「正直もう好きじゃないかも。俺は別れるつもり」




「はぁ!?なんでだよー!!あんな可愛いのにもったいない」



「そう思うんだったら合コンなんて誘うなよ」



はぁー、と俺は盛大なため息をついた。




それを見たダチは、軽く笑いながら、ごめんごめんと謝った。