無口でクールな転校生。

「別に笹本さんを口説いてないし、笹本さんのことなんて好きじゃねえ!」



俺は、うるさい佐藤に向かって怒鳴った。



本人がいるのに、俺はなんてことを言ってしまったんだ。



まぁホントのことなんだから、いいんだけど。



でも“好きじゃない”発言は、少し傷ついたかな…。



そう思って笹本さんをチラッと見ると、何でもない顔をして本を読んでいた。



ホント無関心だな…。



まぁ、そのほうが助かるんだけど。