「静かにしてくださいとお伝えしましたが?」
不機嫌モードMAXでスルーされちゃった。
「えぇー?」
(さっきから、この子先輩に対しての態度がなってない)
図書室では静かにすることぐらいはどこでも一緒だから知ってるけど……
あたしはかなりイライラしていた。
「お前…やめ「ちょっとくらいいいじゃない!あたし転入生だよー?」
諒太の言葉も聞かず、あたしは自分でも自覚していたけど理不尽なことを言った。
そしたらあっちも我慢できなかったようで、
やっと顔を上げた。
想像を遥かに超える美少女。
かわいいというよりは綺麗と言われる類に入るんじゃないかな。
そんな子がキッとあたしたちを睨む。
「あんたが転入生だかなんだかこっちは知らないんだけど」
「えっ?」
「お前さ、この学校入ってきたなら大人しくここのルール守れよ」
「な…っ」
それは唐突だった。
(こんなこと、ハッキリと言う子いたんだ…)
しかもあたしたちは初対面。
心の片隅で尊敬していた。
「お前一人の我が儘で、あたしたちの図書室を汚すわけにはいかねーんだよ。分かった?」
それでも……
「さっきからお前お前って……あんた一年生のくせに…っ」
(その言い方どうなの?!)
あたしは視線を逸らす。
その途端、
「誰が、一年生だって?」

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