ちぐはぐ遠距離恋愛




じりじりと寄る男子。


「お兄さん、そいつ離してあげてくれない?」

「市之塚…」

「男みたいだけどさ、やっぱり女だから」

「ん゛?」
(ちょっと一言多くないか?山内)

「あらあら。カッコイイね、お友達」


あたしに言うA。


「そりゃお前らと比べたらカッコイイだろうが」

「言うねー、真白ちゃん」

「勝手に人の名前呼ぶな」

「そんなこと言って、いいのかなぁ?」

「は?…ちょっ?!どこ触って…!」

「大野?」

Cのゴツゴツした手があたしの膨らみに触れた。


「やだ!ちょ!!ふざけんん゛っ……!!!」



Bが前に来て口を塞ぐ。


「ん゛ん゛!やめ…っ!っん゛!」


体中を移動する気持ち悪い手に、体中が震える。

(意味わかんない!本気にきつい…)


「おい!やめろよ!」


鎌瀬の次にAが声を出す。


「おぉっと、動いたらこの子壊れちゃうよ?あ、お前らだけずるいよ」


Aがしゃがんで、太ももに触れた途端……




限界が切れた。