でもあたしはこの時知らなかった。 もう忘れかけていた “モテ期"がまだ働いていて、 こんな馬鹿な男子達に、 苦しめられることを。 そして、 あたしの中の任務である『自然消滅』が、 あんなにも早く、 完了してしまうことを―――――――