(長編)初めての恋~永遠に~

電気ストーブをつけると、部屋は暖かくなり始めた。


「麗!コート脱いで、服見せてよ~」


照れくさそうに、麗は一回転してみせる。


「とっても可愛いよ!麗…」


透は、自分でも恥かしくなるくらいに、麗の可愛い姿をみてドキドキしていた。


自分だけの麗…


大好きな麗…


「そんなに見つめられたら、とけちゃうよぉ~」


笑いながら麗が言った。