(長編)初めての恋~永遠に~

「麗、本当にストラップでいいの?女の子なら、ネックレスとか、指輪とか~」


「透と一緒に持てるものがいいの!私達オソロイって持ってないでしょ。アクセサリーだと、学校には持っていけないし、ストラップならどこにでも付けていけるでしょう」


「わかった~!良しストラップにしよう…」


「透の分は私が買うね。私からのプレゼント!」


同じストラップを二人で選んで、お互いに買ったプレゼントを持った。


ケーキとジュースを買って…


透の家に着いたのは、4時過ぎ。


日も傾きかけた、冬の夕暮れ…