(長編)初めての恋~永遠に~

「そうだ!麗、来週のテスト勉強一緒にしようか~今日家にこいよ!」


「うん行く行く~」


何だかとっても嬉しかった。


透には麗の寂しい気持ちがわかったのだろうか…


麗は、毎日どんな時にでも最近透のことばかり思っている。


一緒に少しでも長くいたい。


このつないだ手を少しでも放したくないと…


透もまた同じことを思っていた。


麗の全てが大好きで…


触れてみたい…


いつもそう思っていた。