(長編)初めての恋~永遠に~

変わらない毎日が続いている。


毎日学校に行くのが楽しくなって…


クラスが違うので、行き帰りは一緒にいられるのが、麗は嬉しくて楽しみだった。


友人達といて、廊下ですれ違うと、お互いに目を合わせて微笑んだ。


ただ、少しずつ変わってきていたのは、高校進学に向けて、学校内がピリピリした空気になってきていたこと。


「麗、最近透君とはどうなの?」


「歩美こそ、健太君とどう~」


「それがさ~キスしちゃった!」


「えっ!キス~!!」


びっくりして麗が大声をあげたので歩美はあわてた。