(長編)初めての恋~永遠に~

「麗、俺麗のこと本当に好きなんだ…俺って…彼氏ムリ?」


「そんなの急に言われたって困るよ…」


「ごめん、そうだよな。じゃあ返事は学際が終わった日の帰り。それまでに考えておいて…いい?」


「うん…」


昨日まで、透を男としてなんか見ていなかった。


でも今は違う。確実に自分は透を男として意識して見てる…


「麗、一緒に帰るか?」


「いい…先に帰って…」


「わかった!じゃあ、気をつけて帰れよ~」


「うん…」