(長編)初めての恋~永遠に~

「麗、俺…今も麗との思い出は大切にしているよ。忘れる事なんてできなかった。麗にもきっと辛い思いさせたよな…」


「……」


「麗…ごめん。俺また変な事言った?泣かないで…麗…」


麗は思い出していた。


今までは、忘れないとって封印していたあの頃を、透と再会できて次々と思い出していた。


告白されて、自分の気持ちに気がついた事…


初めてのキスで震えてしまった事…


クリスマスイブに二人は、一つになった…


透の引っ越しを知って、泣きながら愛し合った…


そして~さよならの日