「麗ちゃん、俺でよかったら、その人のこと思い出すのに使ってくれていいよ。麗ちゃんにぶつかったオワビ…」
「ありがとう…でも、きっともう忘れなきゃいけないんだ。忘れないと…」
「どうして忘れるの?忘れなくたって、いいじゃん!ずっと素敵な思い出は心の中にしまっておけばいいんだって…」
龍也の言葉が嬉しかった。
忘れなきゃって思っていても、まだ癒されない心の隙間。
もう少し時間がたつまで、きっと透しか見えない自分がいるだろう…
龍也だって、透の面影があるからドキッてしただけで、龍也を好きになったのではないことは麗自身が一番良くわかっているのだ。
「俺ここからバスです。麗ちゃんは?」
「私は、ここからまっすぐ歩き~」
「じゃ!今日は麗ちゃんの思い出話してくれてありがとう。俺でよかったら、いつでも誘って下い」
「うん、こちらこそ…ありがとう…」
「ありがとう…でも、きっともう忘れなきゃいけないんだ。忘れないと…」
「どうして忘れるの?忘れなくたって、いいじゃん!ずっと素敵な思い出は心の中にしまっておけばいいんだって…」
龍也の言葉が嬉しかった。
忘れなきゃって思っていても、まだ癒されない心の隙間。
もう少し時間がたつまで、きっと透しか見えない自分がいるだろう…
龍也だって、透の面影があるからドキッてしただけで、龍也を好きになったのではないことは麗自身が一番良くわかっているのだ。
「俺ここからバスです。麗ちゃんは?」
「私は、ここからまっすぐ歩き~」
「じゃ!今日は麗ちゃんの思い出話してくれてありがとう。俺でよかったら、いつでも誘って下い」
「うん、こちらこそ…ありがとう…」

