(長編)初めての恋~永遠に~

何度もキスをして…


触れ合って…


どれだけの時間が流れただろう


泣きながら二人は一つになった。


お互いのぬくもりを忘れないよう、確かめるように…


触れ合いながら…


透が離れようとすると、麗は抱きしめて離れようとはしなかった。


「麗、重くてつぶれちゃうよ…」


「大丈夫…離れないで…」


麗は不安だった。


離れてしまったら、何もかも終わってしまう気がして…