アリッシュとアーヴは必要なものを買いそろえて、ヴェネツィアの街をフラフラとしていた。


「号外、号外っーー!宝が眠ってる地図にない島が発見されたらしいぜ!!!」


「「……地図にない島?」」


聞こえてきた声に、アリッシュとアーヴは顔を見合わせる。


と、アリッシュの傍にチラシが飛んできた。


アリッシュはそれを掴み、アーヴと一緒に覗き込む。