写真の中のシュウは高1のまま。 もう、これ以上大人になることはないんだ…。 そんなことを考えていた。 シュウの家には8時までいた。 お母さんには遅くなるって伝えてたから、大丈夫。 「ただいま…」 「おかえり、真奈美。ご飯、食べるでしょ?」 「…うん。」 あたしはお母さんの質問に小さく答えた。 自分の部屋へといき、着替えはじめた。 その日の夜はあたしとお母さんの2人だった。