「兄貴、呑みすぎると明日起きれねぇぞ」


「ん〜………」


「寝るなら俺の部屋で寝ろ」


兄貴を担ぎ2階へ上がろうとしたら



「零くんの方がお兄さんみたいだね」


永奈にクスクス笑われた



「夜、覚えてろ」


「え?」


「寝れると思うな」


「ごめんなさいぃ!!」



永奈はみてて飽きない

いつもいろんな顔だから




ほんとずっと傍にいても楽しそうだな



そんなことを考えていたのは俺だけの秘密