「つうか……アンバーって」


零くんは何か気付いたように呟いた



「どうかしたの?」



「来週俺達の学校に留学生が来るって言ってたけど確か名前がアンバー………」



「それ俺だ」


アンバーはケロッと答えた



日本を飛び出しフランスで出会ったのに来週には再び出会える



世界は広いようで狭いんだね



なんだかおかしくて私は笑った



「よろしくな零」


「馴れ馴れしい」


「いいだろ!?俺達ある意味運命じゃん」



零くんの首に腕を回すアンバー



なんだかんだで仲良く出来そうでよかった