「こうやってずっと傍にいて欲しい」 心から願う 「いてやるよ……ずっと」 「……零……くん……大好き」 泣きながら言うなよと言いながら零くんは私を抱きしめる力を強くした 大好き 言葉だけだと伝わらない 言葉に出来ないくらい大好き 「着替えようか。姫の望み通りに観光に行くんだろ?」 「うんっ」 それからシャワーを浴びて着替えを済ませ 軽くメイクをした