手紙が入っていた封筒にはもう1枚紙が入っていた



“永奈が1人になるのはとても心配だ。


お父さんとお母さんの親友の神谷と言う人を訪ねて。”




神谷と言う人の名前の下には住所が書いてあった



きっとこの神谷と言う人の家だろう




“話はしてあるからきっと力になってくれるだろう”



これが全ての始まりだった





数日後、お父さんとの思い出の家に別れを告げ神谷さん家に向かった