しばらく雑談しながら歩いていくと 目的のお店には、あっという間に着いた。 「お洒落なお店だね〜。」 私たちが約束していたお店は 大学の近くに新しくできたレストラン。 アンティーク系で 落ち着いた雰囲気のお店だった。 「あいつら、今 終わって こっちに向かってるってさ。 満貴から連絡きた。」 塔貴は、ケータイの画面を見ながら言った後 突然 笑い出した。